榮一工房 (宮國 榮一)
素朴であたたかみがあり、土の使い方から、釉薬(ゆうやく)の作り方が踏襲されており、成形もキレイなのが特徴です。
やちむんは同じ絵付けであっても1枚ずつ違い、手作りを感じさせてくれる力強さがあります。
からや窯 (登川 均)
沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」の技法と材料を使って、素朴さとおおらかさをそのままに、現代の食卓でも使っていただけるような陶器を作っていきたいと、今日も土と向きあっています。
國場陶芸 (國場 一)
1953年 那覇壺屋に代々続くやちむん屋に生まれる。
1980年 金城次郎・小橋川永昌とともに「壺屋三人男」と呼ばれた新垣栄三郎に師事。
1987年 独立。
1991年 国認定の伝統工芸師に。とことん壺屋赤絵の伝統を守る作風はどの絵柄も潔い。独特な国場紋は「國」の字をモチーフにしたデザイン。
2015年 大宜味村の山中に3年がかりで築いた登り窯を焚く。陶土も化粧土もすべて自前に拘る徹底したミスター壺屋です。
再生ガラス工房てとてと(松本 栄)
使いやすくシンプルな型吹きと、ガラス独特の柔らかさを感じさせる宙吹きの二つの技法を使い制作されております。
琉球ガラスといえば、ぽってりとした風合いが多いですが、松本さんの作品は、シンプルで美しく軽やかな仕上がり。
他の琉球ガラスとは一線を画した、唯一無二の作品に、現在多くのファンがいらっしゃいます。
菅原工房 (菅原 謙)
大阪生まれ。沖縄芸大を出て、北窯の米司工房、松田米司に師事。
2015年 大宜味の共同登り窯に参画して工房を構える。伝統的な文様な技法のやちむんを薪窯で焚くことに拘る一途。薪窯の作品は何ものにも代えがたい雰囲気を持ちます。
菅原工房・菅原謙さんの7月窯出し。
昨年から胎土のストックが無くなって最終に奔走したり、取り組まれている陶土の見直しetc.
今回も非常に少なく、カラカラーとタラフーがほとんどでした。
雑器が無いのは少々、残念ではありますが、久しぶりの蓋物です。
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沖縄の大宜味村で作陶されている、菅原工房 菅原謙さん。
大阪の実家に帰省されてたタイミングで、わざわざ尋ねて下さいました!
陶藝玉城 (玉城望 若子)
玉城望(たまきのぞみ) 國場陶芸にて8年間修業し独立。
玉城若子(たまきわかこ) 小橋川昇氏の元で6年間修業し独立。
2000年に夫婦で大宜味村に登り窯を構える。
コロナ禍で混沌とする中、
鮮やかな海の色のような、
コバルトの器を多くして。
みなさんの気持ちが、少しだけでも明るくなればと、望さんが仰っていました。
そんな想いが詰まった、7月の窯出しでした。
野はら屋(鹿児島)
沖縄県読谷村にある北窯で10年修行の後、故郷の薩摩川内市祁答院町にて13年前に独立。
なるべく地元の土や原料を使って食器を作っております。
やちむん漂窯 (畑田 耕介)
沖縄の伝統を受け継いだ、陶器ならではのぬくもりが、あなたの生活を彩ります。
横田屋窯 (知花實 清人)
沖縄の読谷村にある横田屋窯は知花實さんご夫妻で営まれています。知花實さんは読谷村生まれ。大学卒業後、北窯の松田共司・米司兄弟らと共に、読谷山大嶺寶清窯で修行後、独立。
2002年 読谷村「やちむんの里※」の一角に開窯。昔ながらの伝統を継承し、登り窯にて焼成しています。ご夫婦二人三脚、生活が和む、美しくも温かみのある器づくりをされています。
琉球陶器まさひろ工房(仲村まさひろ 皆々子)
沖縄の伝統を大切にしながら、琉球陶器とオリジナルシーサーを作られている工房です。
本島北部の金武町伊芸の金武湾を望む小高い丘の上に工房があり、前に太平洋、後ろには恩納岳と、海と山にはさまれた自然の中で、ご夫婦二人でモノ作りをされています。
修業時代からの親方の教えを頑なに守り、モノ作りは、コバルト以外は沖縄で採れる材料のみを使用されて、琉球松を燃料にして登り窯で焼成されています。
仲村 まさひろ
1996年:共司工房より独立後、伊芸に工房、登り窯を築窯
1998年:初窯を焚く
沖縄県が認定する沖縄県工芸士
仲村 皆々子(ミミコ)
1995年:沖縄県立開邦高校で陶芸を学ぶ
1996年:大分大学で1999年まで陶芸を学ぶ
2002年:9月 金武町並里にアトリエを建てシーサーを専門に製作
2003年:まさひろ工房で琉球陶器を学ぶ
現在はまさひろ工房で雑用をしながらシーサー制作
神谷窯 (神谷大雅 英美)
神谷 大雅
陶歴
𝟤𝟢𝟣𝟥年:與那原正守に師事 與那原工房にて𝟤年間勤務
𝟤𝟢𝟣𝟧年:玉城望・若子に師事 陶藝玉城にて𝟧年間勤務
𝟤𝟢𝟤𝟢年:陶藝玉城から独立
𝟤𝟢𝟤𝟣年:前年𝟩月より大宜味村にて薪窯を築窯
𝟤𝟢𝟤𝟤年:約𝟤年費やした単室薪窯で𝟣𝟣月初旬に初焚き
神谷 英美
陶歴
𝟤𝟢𝟣𝟥年:金城敏幸に師事 陶芸城にて𝟧年間勤務
𝟤𝟢𝟣𝟪年:玉城望・若子に師事 陶藝玉城にて𝟣年半勤務
𝟤𝟢𝟤𝟢年:陶藝玉城から独立
𝟤𝟢𝟤𝟤年:完成した倒焔式単室薪窯で𝟣𝟣月初旬に初焚き
茂生窯 (上江洲 史朗)
上江洲 史朗
𝟣𝟫𝟩𝟥年:壺屋生まれ
𝟣𝟫𝟪𝟢年:父 茂生の独立と築窯に伴い読谷村へ移住
陶歴
𝟣𝟫𝟫𝟤年:沖縄県立芸術大学 陶芸科入学
𝟣𝟫𝟫𝟨年:卒業と同時に佐賀県唐津にて陶芸を学ぶ
𝟣𝟫𝟫𝟪年:茂生窯に入り上江洲茂生に師事
𝟤𝟢𝟣𝟫年:茂生氏の急逝により茂生窯を継承
母親が亡くなり落ち込んでいるのを心配して、
大阪に来られていた上江洲ファミリーが、
わざわざ奈良まで会いに来て下さいました!
亡くなった直後は、励ましのメッセージと
茂生さんにお願いしますと、お祈りして下さったり
香典やお供えまで頂き感謝してもしきれません。
ご家族と奈良公園や東大寺の大仏を見学したり、
娘さんも鹿と戯れて喜んでおられて良かった!
まさひろさんと皆々子さんも直ぐに弔電を送って下さって
榮一さん民芸パパヤーさんもご連絡下さり
謙さんが伝えて下さったみたいで
窯出しでお忙しい中プリザーブドフラワーを送って下さった望さん若子さん
母親の容態を気にかけて下さっていた
皆様に、この場をお借りして、感謝とお礼を申し上げます。
HAKUGINHI 店主 北川 雅則
いずみ窯 島袋工房(島袋貴寿 萌美)
島袋貴寿(沖縄県出身)
陶歴
2010年:東京農業大学 卒業
2010年:くちゃ窯 就職
2012年:くちゃ窯 退職
2012年:北窯 松田共司工房 弟子入り
2022年:10月 共司工房卒業
2023年:1月 いずみ窯島袋工房 開窯
島袋萌美(東京都出身)
陶歴
2012年:東京藝術大学 入学
2013年:在学中から松田共司工房に通い始める
2016年:東京藝術大学 美術学部 工芸科 陶芸専攻 卒業
2018年:同大学 大学院 卒業
2018年:北窯 松田共司工房 弟子入り
2022年:10月 共司工房卒業
2023年:1月 いずみ窯島袋工房 開窯
照屋窯(照屋佳信 佳一郎 柚衣子)
恩納村でご家族4人で作陶されています。