HAKUGINHIのこだわり
沖縄の陶器
当店は、近鉄奈良駅より徒歩8分のところにお店を構えております。
沖縄の陶器は、非常に魅力的で繊細なデザインです。作り手によって様々な味が出ており、人柄までも反映された器達は本当に面白いんです。
それを少しでも皆様にお伝えし、お届けしたくて、"HAKUGINHI(ハクギンヒ)"をオープン致しました。
沖縄の陶器について
毎日の生活の中で使う実用品
「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼き物のこと。
沖縄の土、沖縄の自然原料から作られた釉薬(ゆうやく)を使い、毎日の生活の中で使う実用品として、暮らしを支えてきました。
「やちむん」の一番の特徴は、絵付けの鮮やかさと躍動感のあふれる紋様です。
色は、沖縄の青い海や空を連想させるようなコバルトブルーや、緑(オーグスヤー)。また、これらの色と対になる鉄分を多く含んだ、茶色が多く用いられます。
沖縄の陶器の歴史
素朴な美しさと品格を併せもつ沖縄の焼き物「やちむん」
「やちむん」には、なんと400年以上もの歴史があると言われております。
琉球王朝が海外と盛んに交易をしていた14~16世紀頃に、中国やタイなど南方諸国から輸入された陶磁器が、琉球の焼き物の技術を発展させ、それが「やちむん」の原点となりました。
1616年、薩摩藩から朝鮮人陶工3名が技術指導のために琉球を訪れたことが、沖縄の陶器生産の始まりだとされています。
最初は食器ではなかった
当時、主に作られていたのは、壺や甕(かめ)。それらに泡盛を入れて離島や海外に輸出したり、海産物を入れて輸入したり…
要するに“コンテナ”として利用されていたのです。そこから、お皿や食器といった家庭用品に発展していったと考えられています。